人間の髪の色が何によって決まるか、知っていますか?
それは「メラニン色素」です。
今回は、このメラニン色素について詳しく見てみましょう。

私たちの身体は「メラニン色素」で守られている

人間の髪の色を決めているのは、メラニン色素という物質。

そう、シミの原因、美肌の大敵として名前を聞くことの多い、あの「メラニン色素」です。

そうしたことから、メラニン色素という単語にネガティブなイメージしか抱かない人もいるかもしれませんが、メラニン色素は人間の身体の中である重要な働きを担っています。

それは、「紫外線から私たちの身体を守る」という働き。

メラニン色素が紫外線を吸収することで、身体が受けるダメージが軽減されるのです。

黒髪とブロンドの違いは、メラニン色素の違い?

メラニン色素にはユーメラニンとフェオメラニンの2種類があり、それぞれの量によって肌や目や髪の色が決まります。

ユーメラニンが多いと黒色~こげ茶色、フェオメラニンが多いと赤茶色~黄色が強くなるといわれています。

日本人をはじめとするアジア人の髪色は、主にユーメラニンによるものです。

黒髪にはユーメラニンの量が多く含まれているのに対して、ブロンドの髪ではユーメラニンの量が少なくなっています。

一方で、遺伝的にフェオメラニンが多く作られる髪は、赤毛になります。

三毛猫にオスはいないって本当?

メラニン色素は、人間だけではなく動物の外見にも影響しています。

「三毛猫にオスはいない」という話を聞いたことは、ありませんか?

猫をはじめ、動物の毛の色を左右するのもメラニン色素です。

猫の場合は、黒猫や白猫、茶色のトラ猫、三毛猫など、いろいろな柄がありますね。

それぞれの個体の色の違いは遺伝子によって決まりますが、その遺伝子の一部にはオスとメスを決める染色体も含まれています。

そして、毛の色が3色になる遺伝子はメスの染色体でしか作られないため、理論上はオスの三毛猫は存在しないということになります。

とはいえ、特殊な染色体をもったオスの三毛猫が生まれることもあります。

その確率は何万分の一ともいわれており、その稀少性によって、昔からオスの三毛猫は「幸運を招く縁起の良いもの」とされてきました。

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