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うつつ染めがたり > Vol.6 鍋嶋 昌世さんのoff『高尾山』
1年半くらい前からひんぱんに山登りをするようになりました。
東京の山だと、奥多摩にある愛宕山から登って、
鋸山、大岳山、御岳山を歩いたりします。
ちょっとした縦走ルートなんですよ。山の仲間が5人くらいいるんですが、
みんな中学校のときの同級生なんです。少し前に同窓会があったんですが、
そこで登山の話で盛り上がったのが始まりなんです。
以前、ボーイスカウトのリーダーをやっていたことがあって、
当時は、高尾山も登っていました。高尾山は、いまでもよく行きますよ。
いつも高尾山に登るときは、びわ滝が見える6号路や
稲荷山コースを歩くことが多いんですが、今日は気軽な1号路を歩いて展望台にある
ビアマウントに行ってみたいと思います。じつはビール、大好きなんです(笑)。
帰りはケーブルカーに乗ってみようかと思って。
そういえば、高尾山のケーブルカーに乗るのは初めてなんです。
急勾配を下るらしいので、楽しみです。
登山も好きですが、ここ数年、どっぷりはまっているのがよさこいです。
もともとは、娘が、日野市で開催されているよさこいの催しに参加したのが
きっかけなんです。家族も参加できるし、高知に行けると聞いて、
じゃあ私もって参加したんです。もともと祭が好きだし、踊るのも好き。
いきなり、よさこいの本場・高知で踊って、もう、とりこになってしまったんです。
高知へ行ってから自分主催のチームをつくるのは早かったですね。
高知へ行ったのが8月で、10月にはもうチームを起ち上げていました。
いまは40名くらい集まっていますが、まだまだ少ないですね。
100名くらいで踊れると、もっと迫力が出るんですけど。
練習は、毎週日曜に、週1回のペースで集まってます。
よさこいは、音楽も各チームのオリジナルなので、作曲の依頼からしてるんですよ。
予算は限られますが、みんなで衣装を決めたりして、つくりあげていく楽しさも、
よさこいにはありますね。
ご存じない方が多いかもしれませんが、
東京でも、あちこちでよさこい祭をやっているんですよ。
夏には、原宿スーパーよさこいや、
朝霞の彩夏祭(さいかさい)。秋には池袋でも開催されます。
うちのチームは、高知だけじゃなくて、
東京のよさこいにも参加しています。よさこいのときは、
大勢の踊り子のなかにいても私だってわかるようにしないと(笑)。
だから髪の色にも凝りますよ。何より自分の好きな色じゃないとテンションが上がらないじゃないですか。
例えば、冬は紫を少し入れてみたり、春は桜の時期によさこいを踊ることがあるので、桜の色に合わせてピンクを入れてみたりしています。
あと、よさこいの衣装の色や踊るときに被る帽子などに合わせて髪の色を変えることもあります。
私にとって髪を染めることは、よさこいのためでもありますし、おしゃれのひとつですね。
展望台に着いたし歩いて喉が渇いたので、ビアマウントでビールにしましょう。
一人で飲むのは寂しいから、スタッフのみなさんも一緒に乾杯しませんか。
展望台にこんなビアマウントがあるなんて気が利いてますよね。
眺めがいいし、何と言っても登山の後のビールはほんとに美味しい。
私、かなりビール党なんですよ。ビールを飲むために運動しているような気がします(笑)。
地ビールも好きで、旅先などでまだ飲んだことない地ビールを見ると、必ず飲んでみますね。
いちばん下の息子も21歳ですし、子どもたちと家でも外でもよく飲みます。
いまのところ、子どもたちに結婚の予定はありませんが、将来は、格好いいおばあちゃんになりたいなぁと思います。
若くて元気で、いつまでもはつらつとしているおばあちゃん。子どもと孫と、三世代でエアロビなんてやれたら嬉しいですね。
その夢が叶うまで、いつも若々しくいきいきとしていたいですね。やっぱり人生、楽しくないと。