うつつ染めがたり > Vol.33  木野 光比己さんの『ホーユー資料館』

登場する方の「人生」を彩る「うつつ染めがたり」

ホーユーの歴史や理念が再認識できるスポットです。

CURATOR  × SAIYUKAN   Vol.33 木野 光比己さん 館 長  「ホーユー資料館」「彩友館」 愛知県西尾市 2013年春に開館した「彩友館」は、ホーユーの新しいグローバル交流センター。海を望む高台にあり、絶好の景色が楽しめます。館内には歴史館を備え、研修で訪れる人たちにとって、ホーユーの歴史や理念を再認識する場となっています。

歴史館の入口では、ホーユー社員の顔をコラージュした手作り感のある看板がお出迎え。その長きに渡る歴史と理念を後世に伝えようと、館長の木野光比己さんがさまざまな企画を練った末、開館にこぎつけました。木野さんに、愛知県のこと、お仕事のことについて伺いました。

名古屋城は、本丸御殿の復元工事中です

まず、ホーユー本社とこの度開館したグローバル交流センター「彩友館」のある愛知県についてお話しておきます。愛知県は、戦乱の世を天下統一に導いた、信長・秀吉、家康という3人を輩出した地です。徳川家康が天下統一の最後の布石として築いた城が名古屋城で、金のシャチをいただく天守閣はあまりにも有名ですよね。

名古屋城では、天守閣の南側に存在していた本丸御殿の復元工事を行っているのをご存じですか。

本丸御殿は、近世城郭御殿の最高傑作と言われた建物です。1930年には国宝に指定されましたが、終戦直前の1945年、空襲により焼失してしまいました。

ただ、本丸御殿は、江戸時代の文献のみならず、写真や実測図が多数残されています。これらを元に、在りし日の姿を忠実に蘇らせているというわけです。2017年度の冬には、優美な本丸御殿が完成するそうで、私も心待ちにしています。

アートの島・佐久島へ行ってみたいです。

愛知県下には、佐久島・日間賀島・篠島という3つの有人島があります。いずれも穏やかな三河湾内に浮かんでいて、三河湾三島または愛知三島と呼ばれています。

私は釣りが趣味の一つでもあるので、日間賀島と篠島には、漁船に乗って釣りへ行くことがあります。とても魚種が豊富で楽しいですよ。

これまで佐久島へは行ったことがないのですが、3つの島のなかでもっとも大きいようです。とはいえ、海岸線の総延長が約11kmということですから、丸一日あれば簡単に歩いて一周することができるほどの規模です。島内には、信号機が一つもないそうですから、ずんぶんのんびり過ごせそうな気がします。

佐久島は、別名「アートの島」。島内には、あちらこちらにアート作品が点在しているので、日間賀島や篠島とはまた違った楽しみ方ができそうです。いつかアート巡りをしたり、島の名物の大あさり丼を食べたりしながら、ゆっくりと過ごしてみたいですね。

彩友館からは、無人島・梶島が見えます。

愛知県には有人島がある一方、無人島もあります。「彩友館」は渥美湾を望む高台にありますが、晴れた日には、無人島の一つである梶島がくっきりと浮かび、訪れる者の目を楽しませてくれます。梶島は、3月下旬から5月中旬にかけて、潮干狩りが楽しめるスポットとして親しまれているんですよ。

この度、「彩友館」を開館するにあたり、館内の一室を与えていただくことになりました。社員の皆さんが、ホーユーの歴史や理念を再認識できる歴史館をつくろうと、私なりにいろいろ工夫をしながら準備をしてきました。

こういった部屋をゼロからつくるのは初めての経験でしたので、模型を自分で手づくりしました。イメージどおりにできあがりましたし、たくさんの社員の皆さんに足を運んでいただけたら嬉しいですね。

歴史館のオープンという新しい仕事にも楽しんで取り組んでいる木野さん。その探究心は尽きることがありません。次回も引き続き、木野光比己さんにお仕事についてお話を伺います。

INFORMATION

グローバル交流センター「採友館」

グローバル交流センター「採友館」

ADDRESS

愛知県西尾市吉良町宮崎大山2-160

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