気を付けたい!
ヘアカラーの色落ち2大要因
白髪用ヘアカラーは髪の内部に染料が定着するため、
ヘアマニキュアやカラートリートメントに比べて
色落ちしにくいという特徴がありますが、
日数が経てば徐々に色は落ちていきます。
なぜ白髪用ヘアカラーの色は、落ちてしまうのでしょうか。
色落ちの2大要因と対策をご紹介します。
ヘアカラーの色落ち2大要因とは?
要因1)染料が「流れ出る」
白髪用ヘアカラーが色落ちする最大の要因は「水」です。
髪を洗うときの水はもちろんのこと、夏場の汗、プールや海水浴なども色落ちを早めます。
というのも、髪の毛が水につかると毛髪の内部に水分が入って膨らみ、膨らんだ組織の隙間をぬって染料が流れ出てしまうからです。
要因2)染料が「壊れる」
白髪用ヘアカラーの染料は髪の毛の中で定着します。
ところが、何らかの要因でその染料が壊れると、多くの場合は薄い色になり「色落ちした」と感じるのです。
染料が壊れる原因は、さまざま。
直射日光、過度なドライヤーやヘアアイロンの熱などが原因の場合もあれば、自然退色といって空気中の酸素による酸化が原因の場合もあります。
また、プールに含まれる塩素なども染料を壊す要因となります。
色落ちはどうすれば防げる?
できるだけ色落ちを防ぐには、白髪用ヘアカラーの説明書にそって使うことが重要です。
放置時間が短すぎると、染料が髪の毛に十分浸透しません。
反対に長すぎると、仕上がりの色がイメージからかけ離れてしまったり、髪や頭皮への負担が大きくなったりします。
色落ちの要因の一つは髪を洗うことですが、髪を洗わないでおくのも衛生的には困りもの。
シャンプーをするときは「必要以上に時間をかけずに」を心がけると良いでしょう。
また、髪のダメージが大きいほど色落ちしやすくなるため、日ごろからのヘアケアも大切です。
タオルドライの際に髪の毛をこすらない、濡れた髪のまま強くブラッシングしない、ドライヤーで髪を過熱しすぎないなど、濡れた状態での髪の摩擦をなるべく抑えることもヘアケア上有効です。
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